左腕が不自由な北斗の代わりに、家の手伝いは蓮華がやってくれた。
着替えの手伝いや簡単な身の回りのことは秋がやってくれた。
退院して一週間が過ぎた頃から、徐々に自分で出来ることが増えてきたが、それでも寝ている間に痛みにうなされる事があった。
その度に、秋が心配そうに北斗の側にいて、痛み止をくれたり腕を冷やしてくれたりした。
薄いふすま一枚に隔たれていた二人の部屋は、北斗の苦しみを直ぐに知らせてしまい、北斗は心苦しかった。
「気にしないで。」
そう言って笑う秋を見るたびに、自分を支えてくれる存在がいる喜びを噛み締めていた。
そうして日々は過ぎていき、何度目かの通院で腕を吊っていた三角巾が外された。
その日から文化祭準備のために秋と蓮華と一緒に学校へ行くようになった。
「北斗、そっち押さえてくれ。」
「分かった。」
北斗に出来るのは簡単な手伝いしか無かったが、それでも参加している事に意味があると思えた。
クラスメイトが笑顔で迎えてくれた事も大きかったが、何よりすぐ側で支えてくれる秋の存在や、蓮華や崇がいてくれる事が嬉しかった。
そうして夏休みは終わった。
着替えの手伝いや簡単な身の回りのことは秋がやってくれた。
退院して一週間が過ぎた頃から、徐々に自分で出来ることが増えてきたが、それでも寝ている間に痛みにうなされる事があった。
その度に、秋が心配そうに北斗の側にいて、痛み止をくれたり腕を冷やしてくれたりした。
薄いふすま一枚に隔たれていた二人の部屋は、北斗の苦しみを直ぐに知らせてしまい、北斗は心苦しかった。
「気にしないで。」
そう言って笑う秋を見るたびに、自分を支えてくれる存在がいる喜びを噛み締めていた。
そうして日々は過ぎていき、何度目かの通院で腕を吊っていた三角巾が外された。
その日から文化祭準備のために秋と蓮華と一緒に学校へ行くようになった。
「北斗、そっち押さえてくれ。」
「分かった。」
北斗に出来るのは簡単な手伝いしか無かったが、それでも参加している事に意味があると思えた。
クラスメイトが笑顔で迎えてくれた事も大きかったが、何よりすぐ側で支えてくれる秋の存在や、蓮華や崇がいてくれる事が嬉しかった。
そうして夏休みは終わった。

