始発とともに

「北斗!?」

教室に入ると、クラスメイトが作業を中断して集まってきた。

「大丈夫かよ?」

「心配したよ!
もう退院して良いのか?」

口々に声をかけてくれるクラスメイトの優しさに、思わず表情が和らいだ。

「大丈夫だ。
心配かけて悪かったな。」

北斗が言うと、安心したようにクラスに笑顔が戻った。

「心配しなくてもこっちは順調だから。
お前はしっかり怪我治せ。」

「当日みっちり働いてもらうからさ。」

「それは勘弁してくれよ。」

北斗の苦笑いに、笑い声が溢れた。

それから四人は春樹の車で家に向かった。