始発とともに

「手助けか…
邪魔じゃなけれはやりたいです。」

北斗と秋は互いに一人だったけど、だからこそ助け合ってこれた。

そして、修二と忍に助けられて今がある。

それは絶対に当たり前ではないし、簡単なことでもない。

同じようにこの村で修二に拾われた人間が、何を思って何を感じながら『何でも屋』をやっているのか、北斗は忍の考えに興味があった。

「…私も、やってみても良いよ…」

秋は歯切れの悪い言い方だったが、多分自分と同じように考えているからだろうな、と北斗は思っていた。

「お前はひねくれ娘か?
…じゃあ、よろしく。
仕事がない日は家事手伝いな。」

忍はそう言うと、さっさと後片付けを済ませて自室へ戻って行った。