始発とともに

「夏休みの過ごし方ですか…?」

夕食を済ませ、縁側に四人で並びながらかき氷を食べていた。

近所の山下さんがくれたというかき氷機は、屋台で見るような大きなかき氷機で、氷も特別に用意しなければいけないものだった。

氷は忍がどこからか調達してきて、同じく山下さんがくれた手作りシロップをかけて食べていた。

「初めての夏休みごっこか?」

「ごっこじゃないよ!
この村で過ごす初めての夏休みなんだから。」

ブルーハワイ氷の忍とイチゴ氷の秋は、お互いの舌をシロップに染められながらも睨み合っている。

「と言われても…」

修二は困ったように首をかしげた。

「修二さんは普段何をしているんですか?」