始発とともに

その日の夜、秋の意見が採用されたことを修二と忍に伝えた。

二人は嬉しそうに微笑み、忍に至ってはさっそく秋にちょっかいをかけていた。

秋は面倒そうに忍をあしらいながらも、どこか嬉しそうに笑っていた。

「今から文化祭が楽しみですよ。」

「ちゃんと出来るといいけどねー♪」

修二と忍の言葉に、秋は落ち着きなく騒ぎながら答えている。

「北斗も頑張れよ?
男子は力仕事担当だからなぁ。」

「はい…まぁ頑張ります。」

忍の言葉に、曖昧に答えてから北斗はハッとして秋を見つめた。

秋は不思議そうに北斗を見つめ、何か言いたげに口元を動かした。

「俺…先に寝ます。
おやすみなさい。」

そう言って、北斗は居間から逃げ出した。