「翔。」
「大好きだから。」
また強く抱きしめた。

「翔…。」
涙が出てきた。

「泣くなよ。」
「だって〜…!翔がっ、翔があたしのこと好きって言ってくれたんだよ?」
「おう。絶対、離さねぇから。」
「絶対、離させないから。」
「おう☆」
「翔?」
「ん?」
「ちゅーして?」
「…」
「…」

優しいキスだった。



「チョコ食う。」
「うん。」
「…。」
「何?」
「…うめぇ。超うめぇ!ありがとな。」
「どーいたしまして☆」
「俺が甘いの苦手なの、覚えてたんだ☆」
「大好きですから。」
「おー☆」
照れ笑いする、翔が愛しくて愛しくて…。


ちゅっ。
「チョコ頑張って作った、ご褒美な♪」
翔は、ホッペにちゅーしてくれた。

「頂きました。」
「大好きだからな。」


あたしもだよ…?
世界で一番だーい好き!