お風呂から上がると、メールが入っていた。


また〜?
知らないアドだった。


『初めまして〜(嬉′`)$+゚
ごめんね、いきなりメールしちゃって…。
美鈴です(^^)』


『どうも〜(´ー`)☆
大丈夫です↑』

『話したいことがあるんだけど…
大丈夫かな?』

『はい(^^)』


話…?
何だろ。
嫌な話なのかな…。
翔のこと…だよね?
あ〜!!
彼女なのに、手出さないで!とか言われちゃうカンジ〜?
困るよ〜(汗)!
絶対やだっ…。
んも〜…!どうしよう。



「ちょいヤバくない?」
世羅が教室で、話す。

「うん…。もう、どうしよ〜!」
「大丈夫だっしょ!それより〜…。チョコ☆」
「穂香…。チョコ優先かよっ!」
世羅が穂香の頭に、一発チョップ!

「いやー!お腹空いたし。」
「はいはい。持って来ましたよ〜!」
あたしは、二人にチョコを渡した。

「わぁ〜い☆いただきっ!」
「…!!」
「どう…?」
あたしは、目を強くつぶって待った。

「…苦い。」
「苦いけど、甘いの苦手な人は全然OKだと思うよ☆」
「うん!翔くんなら、喜ぶでしょ♪」
「良かったぁ〜☆」

ホッとしたー…!
焦るわぁ。

「咲、頑張りなよ!」