sweetboy&bittergirl


1-4


確か俺の転入する教室ってここだよな。


普通にその教室の引き戸に手をかけた。




「おい…ゼエゼエ…おま…え…」


息が切れまくった先生が俺をおいかけてまだ走っている。



「おさきに失礼しまーす!」


ニッコリと笑って勢いよく戸を開けた。



「・・・・」