やれやれと言った感じにスレイドは先程の手帳を取り出した。 「鈴木恭平。両親からの虐待により自殺。父親も母親も、酒癖が相当ひどかったようだな。」 虐待… 恭平も暴力を振るわれていたのか…。 「はっ…。はははっ。」 恭平は顔を引きつらせて笑い始めた。 「恭平…?」 ダメだ、さっきの海子姉と同じ。 私を見てない。