地味子ちゃんの知られざる秘密

「いや~?」


既にデレデレしてる葉琉


「………」


フンッと葉奈は顔をそらした


「海崎葉奈ちゃんはそんな顔もすんだね」


そこで、忘れかけていた天木紫葵が入ってくる















それを切なそうに紫音は見ていた


今までは、自分にだけ向けられていたあの表情豊かな葉奈


もう、あの頃に戻れないのか、と紫音は弱音をはく


葉奈の記憶の消し方は完璧すぎた


他人の入り込む余地がないほどに