いや、何を思ってるんだ。 もういいじゃないか、会わなくて… 『………いってぇ』 へた、とアスファルトに膝をつき力なく壁に腰をやると視線を上に向けた。 今頃病院どうなってっかな。 なんてふと思う。 抜け出したのはいいけど……。 色々考えてると何だか可笑しく思えてしまう。 『はは…っは』 同時に涙。 最近涙腺弱ぇな、俺。 マジダッセー… 『…死んでもいい。』 そう呟くと瞳を閉じた。 それから男は後日、遺体となって発見された。