彼×私×彼女の事情


「白鳥の首の部分のパーツを繋げて顔を作れば」


お義母さんの指示どうりにパーツを繋げた。


「出来た」

大きな声で叫んだ。


「スミマセン……大声出して」


嬉しかった。嬉しすぎて叫んでしまった。怒られる。私はまたやってしまったと後悔した。


お義母さんは何も言わず立ち上がってキッチンへいってしまった。


包丁とかもってこないよね……。

息子を取られた恨みとか……。

今、お義父さんもいないし二人きりだ。達成感を与えてそこから絶望的な展開へ。

黙って行くところが怪しい。

少し笑ってた気がする。


そんな安いドラマの展開はない。そう願った。