私たちはいつもの場所で遅めの夕食をとることにした。
マスターも空気を読んで鈴ちゃんの事には触れない。
私たちがマスターに言ったことはいつもより料理とお酒を多くして欲しいそれだけ。
マスターは言われた通りにスピードメニューにテーブルが埋まった。
そしてワインもボトルで2本置いていった。
さっさと乾杯を済ませた。私とサキはイッキ飲み。
こんなにすっきりしないお酒は久しぶり。
やりきれない思いだけが残っていた。
「今日はありがとうございました。」
鈴ちゃんが話はじめた。
「妊娠こといつから知ってたんですか?」
切ない顔……。
ありがとうの言葉が私の胸を締め付ける。
「私は集まったカフェで話してる時。恵子の鞄に妊娠してる事を表すキーホルダーが付いてたの。そして決定的になったのは家。ハッキリ見えたから。」
「私はカフェで美樹の目線が気になって。その目線の先にキーホルダーがあったの。だからタクシーを拾いに行った時に直接本人に確かめた。」
「そうなんですね。私……美樹さんがマシンガントークで新堂さんを攻撃しているとき正直……私の味方をしてもらえると思ってたんです。だから恵子さんの味方をし出したときに裏切られた……っというか……悔しい思いで美樹さんに噛みつこうとしたんです。」
「当然だよ。私が鈴ちゃんの立場なら平手打ちしてたかも。」
本当に味方するつもりだった。
「ごめんなさい。」
「何も知らないでごめんなさい。」
えっ!
二人の謝罪は被った。
思わぬ方向。
一生許してもらえないと思っていた。
被ったことに二人で少し笑った。
そして鈴ちゃんの話は続いた。
「サキさん。あの時止めて下さりありがとうございます。勢いだけで走っていたら取り返しのつかない過ちを犯していたかもしれません。私……一度口にしたこと曲げるのが嫌な性格なので……。いい大人の女性になれますかね……。」
私は間髪入れずに答えた。
「なれるよ!今回は高くついた授業料だと思って次のもっといい恋しよ。」
サキも励ましてくれる。
「そうよ!私たちより若くて美人なんだからほっとかないよ周りの男達が。フリーなこと知らないだけ。それに私も人のこと言えないの。知らないで不倫してたから。しかも何年も気がつかなかったの。馬鹿みたいな話で笑えるでしょ。ホントに早く気がつけてラッキーよ。」
私も何かしなきゃ。
鈴ちゃんもっと笑わせなきゃ。
「そうそう。早くて良かったよ。ここからいくらでも修正できるからね。それに私なんか付き合ってると思っていた人が窃盗団の一人で別れの挨拶代わりに金銭類すべて持っていかれたでしょ。その後に付き合った人なんて結婚秒読み~なんて浮かれてプロポーズされると思って待ち合わせ場所に行ったら『結婚したい人ができたから別れて欲しい』って一方的に言われて別れたんだよ。結婚はなくなるは二股かけてましたってサラリと言われるしもぅ最悪。しかも最近しった事実なんだけど相手の女性バツイチでこどもあり。ショックすぎでしょ?」
「お二人ともすごいですね……。」
鈴ちゃんは涙流してたのに止まってる?
私たちの話にちょっと引いちゃったかな?
「でもね。その別れがあったから俊くん出会えたの。もし付き合ってる状態で俊くんと出会っていたら異性として見ていなかったと思う。別れて良かった~って今だから思える。本当に幸せだもん。」
「もぉ~なにのろけてんのよ。鈴ちゃん、美樹は優しいし頼りになるお姉さんよ。私ね、もう少ししたら結婚するの。でも親に反対されててね。だけど急に認めてくれたの。何かあると思ったらその背景に美樹がいたの。」
「知ってるんだ……。口止めしたのに……。」
私はボソッと呟いた。
「そんなんだ。普通に言ってきたけど。」
サキは笑いながら言った。
「美樹が反対されていることを知って実家の母を説得してくれたの。許して貰いに行ったらもぅ勝手にしなさいって。いい友達もってよかったわねぇって。私の幸せは美樹が作ってくれたんだよ。だから鈴ちゃんも大丈夫。強い味方がいるから。何でも話なさい。」
「俊くんよりは頼りになるかな。」
冗談ぽく言うと鈴ちゃんは笑ってくれた。
「確かに。お兄ちゃんよりは頼りになります。ずっと聞きたかったんですけどどこがいいんですか?マザコンだし、母は色んな意味で恐いし。」
えっ!それを身内の鈴ちゃんがいうのね。
ある意味人生経験豊富。
「どこがって優しいところとか天然なところ……。今は解らないかも知れないけど完璧な男性が全てじゃないって気付く日があるのよ。以前に国家公務員で顔完璧。しかも私を大切にしてくれる人がいたの。でも好きになれなかった。不思議でしょ?相手は何も悪くないしむしろ好い人。だから説明できないような相手が最高の相手なのかもね~心の動きって何で今ドキドキしてんの?っとかない?」
「あるある!」
サキが賛同してくれた。
「それに俊くんのマザコンもそこまでひどくないよ。全てお義母さんを優先するわけじゃないし。よく考えたんだけど家族を大切に出来ない人は私の家族も大切に出来ないだろうって思ったの。それに私がもっとおばさんになっても優しくしてくれるだろうし。俊くんは靴下はかせてもらわないと外出が出来ないとか一緒じゃないと寝れないとかの自立出来てないマザコンじゃないの。ちょっとお義母さんに優しすぎる大人マザコンだと思う。」
「確かに、あの子はそんな感じね。そのくらいの男性の方が美樹には合ってるかもね。」
サキさんどういう意味ですか……。
今度、聞かなければ。
「じゃ、お兄ちゃんより母の方が厄介なんですね。」
鈴ちゃん……元気を取り戻したようで……。
ストレートだなぁ。鈴ちゃん節復活。
身内の前でハイとも答えずらい。
笑って誤魔化した。
誤魔化してから思った。否定したほうが良かったような……。
マスターも空気を読んで鈴ちゃんの事には触れない。
私たちがマスターに言ったことはいつもより料理とお酒を多くして欲しいそれだけ。
マスターは言われた通りにスピードメニューにテーブルが埋まった。
そしてワインもボトルで2本置いていった。
さっさと乾杯を済ませた。私とサキはイッキ飲み。
こんなにすっきりしないお酒は久しぶり。
やりきれない思いだけが残っていた。
「今日はありがとうございました。」
鈴ちゃんが話はじめた。
「妊娠こといつから知ってたんですか?」
切ない顔……。
ありがとうの言葉が私の胸を締め付ける。
「私は集まったカフェで話してる時。恵子の鞄に妊娠してる事を表すキーホルダーが付いてたの。そして決定的になったのは家。ハッキリ見えたから。」
「私はカフェで美樹の目線が気になって。その目線の先にキーホルダーがあったの。だからタクシーを拾いに行った時に直接本人に確かめた。」
「そうなんですね。私……美樹さんがマシンガントークで新堂さんを攻撃しているとき正直……私の味方をしてもらえると思ってたんです。だから恵子さんの味方をし出したときに裏切られた……っというか……悔しい思いで美樹さんに噛みつこうとしたんです。」
「当然だよ。私が鈴ちゃんの立場なら平手打ちしてたかも。」
本当に味方するつもりだった。
「ごめんなさい。」
「何も知らないでごめんなさい。」
えっ!
二人の謝罪は被った。
思わぬ方向。
一生許してもらえないと思っていた。
被ったことに二人で少し笑った。
そして鈴ちゃんの話は続いた。
「サキさん。あの時止めて下さりありがとうございます。勢いだけで走っていたら取り返しのつかない過ちを犯していたかもしれません。私……一度口にしたこと曲げるのが嫌な性格なので……。いい大人の女性になれますかね……。」
私は間髪入れずに答えた。
「なれるよ!今回は高くついた授業料だと思って次のもっといい恋しよ。」
サキも励ましてくれる。
「そうよ!私たちより若くて美人なんだからほっとかないよ周りの男達が。フリーなこと知らないだけ。それに私も人のこと言えないの。知らないで不倫してたから。しかも何年も気がつかなかったの。馬鹿みたいな話で笑えるでしょ。ホントに早く気がつけてラッキーよ。」
私も何かしなきゃ。
鈴ちゃんもっと笑わせなきゃ。
「そうそう。早くて良かったよ。ここからいくらでも修正できるからね。それに私なんか付き合ってると思っていた人が窃盗団の一人で別れの挨拶代わりに金銭類すべて持っていかれたでしょ。その後に付き合った人なんて結婚秒読み~なんて浮かれてプロポーズされると思って待ち合わせ場所に行ったら『結婚したい人ができたから別れて欲しい』って一方的に言われて別れたんだよ。結婚はなくなるは二股かけてましたってサラリと言われるしもぅ最悪。しかも最近しった事実なんだけど相手の女性バツイチでこどもあり。ショックすぎでしょ?」
「お二人ともすごいですね……。」
鈴ちゃんは涙流してたのに止まってる?
私たちの話にちょっと引いちゃったかな?
「でもね。その別れがあったから俊くん出会えたの。もし付き合ってる状態で俊くんと出会っていたら異性として見ていなかったと思う。別れて良かった~って今だから思える。本当に幸せだもん。」
「もぉ~なにのろけてんのよ。鈴ちゃん、美樹は優しいし頼りになるお姉さんよ。私ね、もう少ししたら結婚するの。でも親に反対されててね。だけど急に認めてくれたの。何かあると思ったらその背景に美樹がいたの。」
「知ってるんだ……。口止めしたのに……。」
私はボソッと呟いた。
「そんなんだ。普通に言ってきたけど。」
サキは笑いながら言った。
「美樹が反対されていることを知って実家の母を説得してくれたの。許して貰いに行ったらもぅ勝手にしなさいって。いい友達もってよかったわねぇって。私の幸せは美樹が作ってくれたんだよ。だから鈴ちゃんも大丈夫。強い味方がいるから。何でも話なさい。」
「俊くんよりは頼りになるかな。」
冗談ぽく言うと鈴ちゃんは笑ってくれた。
「確かに。お兄ちゃんよりは頼りになります。ずっと聞きたかったんですけどどこがいいんですか?マザコンだし、母は色んな意味で恐いし。」
えっ!それを身内の鈴ちゃんがいうのね。
ある意味人生経験豊富。
「どこがって優しいところとか天然なところ……。今は解らないかも知れないけど完璧な男性が全てじゃないって気付く日があるのよ。以前に国家公務員で顔完璧。しかも私を大切にしてくれる人がいたの。でも好きになれなかった。不思議でしょ?相手は何も悪くないしむしろ好い人。だから説明できないような相手が最高の相手なのかもね~心の動きって何で今ドキドキしてんの?っとかない?」
「あるある!」
サキが賛同してくれた。
「それに俊くんのマザコンもそこまでひどくないよ。全てお義母さんを優先するわけじゃないし。よく考えたんだけど家族を大切に出来ない人は私の家族も大切に出来ないだろうって思ったの。それに私がもっとおばさんになっても優しくしてくれるだろうし。俊くんは靴下はかせてもらわないと外出が出来ないとか一緒じゃないと寝れないとかの自立出来てないマザコンじゃないの。ちょっとお義母さんに優しすぎる大人マザコンだと思う。」
「確かに、あの子はそんな感じね。そのくらいの男性の方が美樹には合ってるかもね。」
サキさんどういう意味ですか……。
今度、聞かなければ。
「じゃ、お兄ちゃんより母の方が厄介なんですね。」
鈴ちゃん……元気を取り戻したようで……。
ストレートだなぁ。鈴ちゃん節復活。
身内の前でハイとも答えずらい。
笑って誤魔化した。
誤魔化してから思った。否定したほうが良かったような……。
