彼×私×彼女の事情

意外にもランチ先として選んだのはカレー!


本格的なカレーだけど匂いが服に写るからとかで嫌がると思っていた。


ここ最近お義母さんの意外な一面をたくさんみた気がする。


カレーを食べているとお義母さんが


「サキさん、育ちが良さそうでいいこね」


「そうですね。子供の頃からしきたりや作法などを英才教育されてきたって話を聞いたことがあります」


「あらそう、それだけじゃ無さそうだけど……」


何かを感じとったのかな?


お義母さんの人間観察能力ってすごいからなぁ。


「そんなことより、サキさんあなたに用があってきたんでしょ?ちゃんと内容聞いたの?あんな状態になって話しにくいんだからあなたから連絡してあげないと」



あんな状態って……お義母さん……あなたがしたんです。

突然我が家に住み始めたんです。


お義母さんのペースを崩せる人はそう居ませんよ。


私は苦笑いで答えた。


「はい。後でメールしておきます」


「後でじゃ駄目よ。忘れるんだから今しなさい」


「はい」


子供じゃないなら忘れません。


いや、忘れるかも……んぅ~言い返せない。


完全に図星だ。


完璧主義者に大雑把人間は反乱を押しても負け戦しかないの?


お義母には、媚もごまをすってもダメ。
一緒にいるとだめな所ばかり見られてしまう。


俊くんの恋人として早く認めてもらいたい。でも作戦が思い付かないなぁ~。