愛してやまないことがある。
それは、雨が降るということである。
雨の音は心を落ち着かせてくれる。
耳を澄ませば、音が響くのがわかる・・・
いろんな音色を奏でている。
心が落ち着かない時は雨の音が恋しくなる。
雨が降るのを待ち遠しく思う。
恋人が訪れるのを待ち遠しく思うように・・・
雨が降るということは、生きているすべてのものに愛を注ぐ事、そして、その愛を受けて生きてゆけるのだ。
しかし、雨を嫌うものもいる。
でも、最後には受け入れる。なくてはならないものだから・・・
雨といってもその姿はいろいろある。
やさしい雨。
激しい雨。
すべてを流してしまう雨。
どんな雨でも、私は愛してやまないのである。