わがままなお姫様






「姫野先輩っ…!?」


先輩は、階段に踞っていた。


体育座りをして、顔を両腕に埋めている。


肩が少し震えていた。


「先ぱ…。」


「来ないでよ!」


俺の腕が先輩の肩に触れる前に、先輩が叫んだ。