わがままなお姫様




先輩の手の中にある名簿の自分の名前を指さす。


「白井、はるま…くん?」


先輩より俺の方が背が高いので、先輩が俺を見上げてくる。


その仕草がかわいくて、俺は笑った。


「これ、“はるま”と書いて“かずま”って読むんです。」