わがままなお姫様




「ちょっと、聞いてる?」


彼女に困ったような顔をされて、現実世界へと引き戻される。


「あぁ、すみません。」


俺はそう言って空いていた席に座った。


そして彼女の顔を眺める。


本当に綺麗な人だ。


名前は何ていうんだろう。