「…悪い。」 彬はちらっと俺を見て、謝った。 「俺の親友の彬。夢初めてだっけ?」 訝しげに彬を見ていた夢に話しかける。 「夢香先輩、私の彼氏です。」 早織もそう言って彬を指差した。 「そう。…よろしく。」