わがままなお姫様




「春馬くんっ!」


俺が夢のことに思いを馳せていると彬の彼女の南田早織-ミナミダサオリ-が近くに来ていた。


「どうかした?」


彬がしぶしぶという感じでこっちへ来る。


「夢香先輩とのこと、詳しく教えてよ。」


早織は興味津々と言った感じで俺に詰め寄る。