わがままなお姫様




夢が俺を呼び止める。


「ま、また…明日、ね。」


かわいすぎる夢に思わず言葉を失って俺は黙って手を振った。


年上のくせに、かわいすぎるだろ…。


帰りながら、俺がいない高校のことがちょっと心配になったりした。