唖然としていると、店員さんが私に顔を向けてきた。 「安心しな、お嬢さん。コイツより私の方が百倍強いから。直ぐに解放してやるよ。」 いや、・・・はは。 確かに、先輩とは世界が違うかもしれませんけどね・・・。 「えと・・・大丈夫です。フツーにカノジョですから・・・。」 不信感一杯の店員さん、ほらみろと顎を突き上げる先輩。