スイーツなカレシ


普段の私からするお子様ちゅーじゃなくて、ハジメテの時みたいな濃厚なヤツ。


甘過ぎる刺激にすぐにメロメロ。






頬を挟んだまま上を向かされ、先輩が溶けきったような私の顔を覗きこんでふっと目を細める。








「分かってる。幸せそうにケーキ食うオマエがスキだから、・・・ケーキ、キライになるとか言うなよ。」






はぅっ・・・


男前な笑顔にヤラレた。






しかもオマエがスキだとか・・・・!!



いや、ケーキ食べてる私が、だけど。












・・・・・・・・


あれ?







でも私まだ先輩の気持ち聞いてないよね?