「ないね。俺が餌付すんのはコイツ限定。」 「ふーんだ。気の効かない子はモテナイわよー。」 先生はにべない返事に拗ねてデスクの方へ踵を返した。 「上等。俺はコイツ以外いらねーし。」 得意げに答える先輩。 私は殺し文句とも言えるセリフに赤面する。 先輩って結構、臆面ないね。 餌付とか言われたけど・・・ 私限定なら ・・・イイ、かな。