そこへ援護射撃のように先生が口を挟む。
「そうよー。ちゃんと食べときなさい。成長期にしっかりたべなきゃ背だって伸びないんだからねっ。後、胸だって・・・」
そこで二人の視線が私の胸に落ちる。
「・・・は、十分すぎるほど成長してるみたいだからいっか。後は優しいカレシに程度に育ててもらいなさーい。」
先生のくせになんて事言うの、この人。
赤い顔で、さりげなく胸を隠した。
二人に促されケーキに噛みつく。
久しぶりのケーキは本当においしかった。
こんな美味しいモノを止めようなんて、一時でも考えた私のバカ。
シフォンケーキを堪能する私を先生が覗きこむ。
「あら~本当においしそう。先生にはないのかしら?」


