「まー、もしそーなら、それって間違いなく幸せ太――――!?おい、胡桃っ!」 ショックにケーオー気味の私は何かほざいている先輩を置き去りに猛ダッシュでその場から走り去った。 向かった先は教室ではなく保健室。 保健の女医先生しかいないのを確認して、体重計に飛び乗った。 落ちつきを取り戻した針を見下ろし、愕然。 ・・・・・三キロも増えてる。