赤い顔で挙動不審に目を泳がす私。




「む、むり・・・・っ」


「ふーん?じゃ、ケーキ諦めンだな。・・・あーあ、エバー行っても買えねぇのに。もう二度と食べらンねーな。」




・・・・鬼っ!?






必死に目で訴えてみても、まるで素知らぬ顔の先輩。




・・・・ぅぅ。





赤い顔を俯けて、スカートをぎゅっと握る。



「・・・先輩。」


「んー?」







「・・・め、瞑って・・・?」