こんな駄々を捏ねる私は子供以下? でも・・・今度はいつこの人の作ったケーキが食べれるか分かんないんだもん。 寂しい。 先輩はふって笑って、私の頭にぽんって大きな手を乗せた。 「また持ってきてやっから。」 「ほ、本当に?本当ですか?」 「ああ。」 「ほんとーに?」 「シツコイ。」 何度も繰り返し聞いたから、しまいには先輩も若干鬱陶しそうに顔を顰めた。 徐に考える仕草をして、ニヤッと笑う。 ・・・・なんか、良からぬ事を思いついたみたいな。 すっごく黒い笑みなんですけど・・・?