次の日の昼近く。 俺が厨房でケーキと格闘しているトコロへソウが顔を出した。 「だぁーっ、待て待て、触んじゃねー!!」 はっとして見てみりゃ、ソウは早速フォークを手にケーキを物色していた。 ったく油断も隙もねぇ奴だ・・・。