「・・・ん?・・・食う?」 みんなの・・・特にオンナの視線がケーキに刺さっていることにようやく気付いたソウがフォークで切り分けた欠片をトレイの端っこに置く。 ソレを恐る恐る口に入れ、顔を歪ませたオンナは 「出直してきますっ!!」 と叫んで飛び出して行った。 ・・・勝った! 内心、ガッツポーズで、ちょっと溜飲を下げた俺。