「何これ!?熟語って、こんなにあるの?」


無理~!!


テキストを放り投げて、ベッドに飛び乗った。


「やっぱ、勉強なんて、やめようかなぁ」


先生は冷たいし、そもそも英語なんて、好きじゃないし…。


「あ~あ。何で、こんなに先生が気になるんだろ」


頼りないし、鈍臭いし、ルックス以外、いいとこないじゃん。