「あ~!何言ってるか、さっぱり分からない」 あれから、夜の日課は英語のヒアリング。 でも、眠くなる上に、聞き取れない。 「やっぱり、英語の才能ないかも」 ベッドに寝転がりながら、テキストをパラパラと眺めた。 「先生すごいな。英語の教師なんて…」 普段は、頼りないけど、ちょっとカッコイイよ。