「でも、久美に申し訳なくて…」 「何言ってるのよ。実際には私とセイが付き合ってるんだから、気にしない!」 そう言って、久美は私の背中を軽く叩く。 「それより吉川、ちゃんとケジメ、つけてやれよ」 半ば脅す様なセイに、先生は頷いた。