わたしの好きな人は先生です



「沢渡!?」


先生も驚いてる。


「君は、誰かね?」



不審そうな顔の校長先生に、セイはゆっくりと近付いた。



「校長先生…。実は…」



ちょっと、セイってば、何を言うつもりなの?



ドキドキしながら、視線はセイに向く。



「こいつは…、中野は、オレと付き合ってます!」