「引くわけないよ。むしろ嬉しい」 「良かった~」 ホッと笑顔になる梓に、オレはますます胸が高鳴る。 「梓、好きだ…」 もう一回、二回…。 梓にキスをする。 明日から、どうしようか? 授業中も、ホームルームも、平静が保てるか? いや、どうにかして、保たないとな。 それでもきっと、オレは、梓を見る回数が増えると思う…。