「先生…」
『ん…?』


「あの…私編入するんです。」
『嘘ぉぉ!!!』



優香の倍くらいの大声を上げた


「だから…アドレスをください。」

『はぁ……俺ね自分で決めてたの、生徒にはメアド教えないって
でもさ、亜莉沙は俺にとって生徒である前に彼女だしね…。』



「うん……」

普段のテンションでは考えられない位の真面目さで正直驚いた。
でも、嬉しかった

わからないけど……
目頭が熱くなってきたよ


「っ……ふっ…えっく…」

『ありさぁー(泣)』



先生は、私を優しく抱きしめてくれた。