キミだけをずっと②




心配そうな目で見る大樹に笑顔を見せた



「食堂で重盛に会って聞いたんだよ。風邪で休んでるって」



そうなんだ…


風邪なんか引いたもんだから


大樹に会えなかったんだよ…



「そういえば、薬飲んだか?」


「え?薬?」



大樹は、だろうなという顔で右手に持っていたビニール袋を私に手渡した



「寝てたってすぐには良くならないぞ。市販の薬買ったから飲めよ!」



受けとったビニール袋には薬に熱さまシートまで入っていた



「こんなに沢山…、今度お礼するから!」



私の言葉に微笑んだ大樹は手を振って帰って行った