車が前進しだして、ウキウキな気分の私と紗貴はタオルで髪や服を拭いていた 「大樹っていつ免許とったの?」 「あぁそうだな…、高校卒業してすぐだけど」 「何で教えてくれなかったの?」 「愛美を驚かそうと思ってさ」 照れながら話す大樹がミラーに写っていた 紗貴は私の肩を突く 「いいな〜、愛美が羨ましい♪」 私はついにやけてしまった 大樹の運転している時の真剣な目と、横顔に夢中になっていた どう考えても私にはもったいない いい男なのです