キミだけをずっと②




私は家に着いて、玄関で靴を脱いでいた



「お帰り〜、遅かったね!凌と晩ご飯食べてきてたの?」



リビングには風呂上りの紗貴がいた



何も返事をしない私に気づいて、紗貴はリビングに向かう私の方に振り返った



「どうしたのその目、凌と何かあったの?」



私はただ黙って紗貴に抱きついた



紗貴は私の背中を優しく摩ってくれた



「何があったか言ってごらん?」



さっき大樹に話した内容を紗貴にも話した




「何かありそうよね〜、凌くんの元カノの話とか聞いたことないの?」


「ない、一回も聞いた事ないし・・・」


「まぁ、元カノがいない事はまずないな!」



凌のあの容姿だと、元カノは一人や二人いるはず


そんなの分かってるよ


でも、何か悔しい


男性にとって元カノを忘れるということは、難しい事かもしれない



「よし、荒川にでも、探りをいれてもらおうかしら」



紗貴があらゆる手段をとろうとしていた・・・