キミだけをずっと②





大樹は運転しながら私に話しかけていた



「こんな夜遅くに一人でなにしてたんだよ!ってか今日は部活の大会だったよな?凌と一緒じゃなかったのか?」



「うん、途中まで凌と一緒だったけど・・・」


「何があったんだよ!」



信号で車が停まって、大樹は私の横顔を見ていた



「実は・・・凌と一緒に帰ってたら喧嘩をしてるカップルが目の前にいて、女の人だけが道に残されて
そしたら、凌はその女の人と久しぶりに会ったみたいで親しそうに話してた。
突然、私を残して2人でどこか行ってしまったの・・・」




私の話を聞いてた大樹は、何かに気づいたかのように



「あの女が現れたか・・・」


「大樹、何か心当たりあるの?」


「あぁいや、何でもない!」


信号が青になり車が動き出した


大樹が独り言で何かをつぶやいていた


大樹も凌も私に何かを隠してる



一体、何を隠してるの?