「俺はお前を悲しませたりしない、傍にいたいんだ」 私は微笑んでいた顔を強張せた 凌が私にそんな事を言うなんて… 「でもお前は俺の事を好きじゃない」 はっと顔を上げた 「俺がいるって事、忘れるなよ」 凌から放った言葉に思わず戸惑った その時だった 大樹達が大きな花火を打ち上げていた バーン!♪ 私と凌は合わせていた視線を高く上がった花火を見上げた