キミだけをずっと②




家の中で騒いでいると、クラスメイトがある物を持ち上げた



「花火買ってきたんだけど、みんなする?」



花火と聞いた途端、一斉に家から飛び出して行った



水が入った青いバケツを家の傍の公園に置いて


花火に火を付け始めた



クラスメイトは子供に戻ったかのように騒いでいた



私は凌の家で黙々と一人片付けをしていた


食べ残っているピザやジュース、そして床に落ちているゴミなど





その頃、自分の部屋にいた凌は机の椅子に腰をかけて


一冊の本に挟まっている一枚の紙切れを大切そうに見ていた



その紙切れをまた本に挟めて、部屋から出て来た