キミだけをずっと②




夜になり、凌の家にクラスメイトが集まった


それぞれ差し入れでピザや飲み物を家に持ち込んできた



「それじゃあ〜」


『カンパーイ♪』



コップに入っているジュースを飲み干した



右隣にいた凌が右手に持っていたコップを見ると、空っぽになっていた


私は机の上にある大きなペットボトルを手に取り



「つごうか?」



凌は私を真っすぐな目で見た



「ありがとう」



私が凌のコップにジュースを注いでいる姿を


少し離れた集団から大樹が私達を見ていた



「佐野くん、どうかしたの?」



女子達が大樹に声をかける


ふと視線を私達から女子達に移した



「いや別に…」



大樹は持っていたコップをキッチンに持っていった