「ちょっとそこのお姉さん?その荷物持ってあげようか?」
どう見ても怪しい雰囲気が漂っている
「いえ、結構です。一人で持てますから」
再び歩きだすと、男3人組も並んでついて来る
何なのよ…もう!
そんなこんなで中々逃げ出せずにいた
下を向いて歩いていると
横から誰かが走ってくる足跡が近付いて来て
顔を横に振り向くとそこには凌がいて、私の隣をついて来る男を睨んだ
「何してんだよ、仕事の邪魔すんな」
「何だとこらぁ〜」
何かヤバい感じじゃない?
怖くなった私は凌のTシャツの裾を引っ張っていた
凌は私を見て、右手に持っていたビニール袋を取りあげ
「逃げるぞ」
空いた右手を凌の左手で繋いで走りだした
私の手を引っ張る凌を後ろから必死について行く



