キミだけをずっと②




「ちょっとそこのお姉さん?その荷物持ってあげようか?」



どう見ても怪しい雰囲気が漂っている



「いえ、結構です。一人で持てますから」



再び歩きだすと、男3人組も並んでついて来る



何なのよ…もう!



そんなこんなで中々逃げ出せずにいた


下を向いて歩いていると


横から誰かが走ってくる足跡が近付いて来て


顔を横に振り向くとそこには凌がいて、私の隣をついて来る男を睨んだ



「何してんだよ、仕事の邪魔すんな」


「何だとこらぁ〜」



何かヤバい感じじゃない?


怖くなった私は凌のTシャツの裾を引っ張っていた


凌は私を見て、右手に持っていたビニール袋を取りあげ



「逃げるぞ」



空いた右手を凌の左手で繋いで走りだした


私の手を引っ張る凌を後ろから必死について行く