「心配しないで、大樹とはこれからも大切な友達よ!」



私らしくない大樹との別れ方


でも私は大樹と友達関係に戻ると決意したんだ


涙を堪えながら大樹の視覚から消えるかのように体育館に入って行く



私の後を行く様に凌も荷物を持って体育館へ入って行く


落ち込む大樹を見た凌は、何も言わずに素通りをした




これでいいんだ


大樹とは幼なじみのままがよかったんだよ



深ければ深くなる程、失恋の傷が深くなる


私は大樹との関係に終止符をきった



すれ違いって怖い


お互いの気持ちを分かり合おう何て無理なんだよ


もっと大人にならなくちゃ…