凌がボソッと俺に言ったのだ 「愛美も来てるよ、ここに」 俺はバド部の席を見ながら呟いた 「そうなのか…」 凌は俺の反応を伺いながら 「じゃあな」 トコトコと歩いて自分の席に戻っていった 「どいつもこいつも、なんなんだよ…」 俺はどうすればいいんだよ ずっとあの二人がいるところを黙って見てろってか? でも俺からは愛美を振り向かせることなんて出来っこない 臆病者で尚且つ、最低な男だな…