キミだけをずっと②




「お前の辞書には不可能なんかあったっけ?」


「人間は誰だって限界があるよ」


「そうかもな、だからといって大樹のこと簡単に諦めきれるのか?」


「余計なこと考えてるより、楽しいことを考えることにしたの。だって辛くなるだけじゃない?」



涙を拭いて、俺に微笑んだ


俺も愛美を見つめて思わず微笑む



無理に頑張ろうとしている小さな少女に


手を差し出そうとする俺



バックからいちごミルクならぬ、いちごオレを取り出した



「やるよ」



愛美にいちごオレを差し出した



「あれ、この前と味が違うよ!」


「じゃあ買ってくるよ」



俺は傍から離れようとすると


愛美は俺の右腕を掴んだ



「いいよ、これで。ありがとう♪」



愛美はいちごオレのパックを大事そうに持っていた