キミだけをずっと②




家の近くまで来て、小さく手を振る



「じゃあね!」



手を降ろし、下を向き気味に家まで歩く


凌はそんな私の様子に声をかけた



「おい!」



振り向くと凌が立ち止まって私を見ていた



「あんたさ、いつまでもしょうもないことで引きずるな!」


「そっちこそ!」



私は人差し指で右目をあっかんべーとした


再び自分の家へと戻った




全く気づかなかったけど


凌は私のことをクスッと笑っていた



「ふっ、やっぱ面白れー奴」