家の近くまで来て、小さく手を振る 「じゃあね!」 手を降ろし、下を向き気味に家まで歩く 凌はそんな私の様子に声をかけた 「おい!」 振り向くと凌が立ち止まって私を見ていた 「あんたさ、いつまでもしょうもないことで引きずるな!」 「そっちこそ!」 私は人差し指で右目をあっかんべーとした 再び自分の家へと戻った 全く気づかなかったけど 凌は私のことをクスッと笑っていた 「ふっ、やっぱ面白れー奴」