そんな葉月と懐中時計を、まじまじと見比べる舞白。

…葉月がタラリと汗をかく。

「葉月君…若いうちからの喫煙はオススメできかねるわ」

「いや…具体的に言うのは勘弁してくれ」

「このままだと肺癌になって、残りの寿命はあと…」

「わー!わー!」

疾風が大声を上げて舞白の言葉を遮る。

「それは駄目だうさぴょん!葉月のファンがショックを受ける!」