「ま、まぁいいじゃないリーニアちゃん…血じゃなくても美味しい料理や飲み物は沢山準備してあるからさ」

ちょっと引き気味になりつつ、フォローする雲雀。

「……」

そんな雲雀をまじまじと見るリーニア。

…嫌な予感がする。

身の危険を感じて逃げようとするよりも早く。

「雲雀ちゃんって…変装得意だったよねぇ?」

リーニアがペロリと舌なめずりする。